「建築の電卓」のエス・ビルド内での運用

エス・ビルドでは、基本的に積算が必要な案件では必ず「建築の電卓」を使って積算するようになりました。最初は手計算の方が早いとか、慣れているという先入観がありましたが、ソフトに慣れてくると、もう手計算ではやりたくないというのが本音です。

エス・ビルドには積算をする営業アシスタントという部門があります。

営業アシスタントは主に見積書の作成時に積算業務を担当する部門ですが、「建築の電卓」導入当初は積算した結果を帳票出力して、作成した見積りとともに営業へと渡していました。帳票は部屋や部材ごとに数量がまとめてあるので、見積りの数量との比較も容易にできます。

しかし、一歩踏み込んでファイル(.sbuild形式のファイル)のまま営業担当に提出するようになると、営業担当は自分の欲しい情報だけを採用したり、見やすいように加工してお客様に提出し始め、一つの工数が減りました。

見積りをした案件が受注になったら、現場の図面や仕様書や見積書と一緒に.sbuildファイルも物件フォルダに保存しておきます。「建築の電卓」はファイル保存形式のためソフトをインストールしている人であれば誰でも共有できるからこその使い方です。もし、ファイルの加工はせずに閲覧だけしたいセクションがあれば、お得なVIEWERプランでファイルを開くことが可能です。

その後、完成した.sbuildファイルは現場管理担当がそのまま発注の資料として使用します。

開いたときに自身の思うような貼りだし位置ではない場合、貼り出し位置の調整をしたり、長尺シートのロスを変更したり、急遽ヘリンボーンのような複雑な貼り方に仕様変更がなされた時なども柔軟に対応できています。

かつては仕上材の発注業務は、経験豊富な現場管理が単独で行っていましたが、現在では建設業界経験のないアシスタントでも担当しています。そんなことができるのも「建築の電卓」が図面をなぞるだけで誰でも簡単に正確に内装材の積算ができるソフトだからです。

「建築の電卓」を使うようになってから、アシスタントが出来る業務範囲が広がり、対応できる見積り件数も大幅に増えました。そのため営業は営業活動に、現場管理は現場での施工管理に集中できる環境が整ってきました。 積算について、時間がかかる・経験が必要・本当に数字が合っているのか等、沢山の悩みを抱えている方が多いと思います。ぜひエス・ビルドでの事例を参考に、みなさまに業務の効率化を図っていただければと思います。