【導入インタビュー】脱アナログ化で次世代活躍の後押しに【株式会社美装様】

~Interview~

株式会社美装
内装事業部 岩川様

事業内容について

ー創業以来、室内装飾一筋。年間1,000現場を施工

美装は創業以来、室内装飾一筋で多くの官庁・ゼネコン・工務店・百貨店よりご指名を頂き、現在年間1,000現場(工事数)を施工させて頂いております。
新築から改装・小口工事まで幅広い仕事内容、そしてメンテナンスの充実をモットーに、日々仕事に取り組んでおります。

施工実績

手計算で積算。情報は紙図面しかなく、保管に一苦労

ー 岩川様のお仕事内容をお聞かせください

現在入社5年目で、普段は内装事業部で番頭業務をしています。
以前はマンションの管理業務に携わっており、美装に転職しました。
内装事業部の番頭は、私含め8名在籍しておりベテランが6名、若手が2名という感じです。

「建築の電卓」を知ったきっかけ

御社からの営業がきっかけです。
実は最初に来てもらったとき、すぐに導入とはなりませんでした。
その後、少し経ってから当社が所属する組合(ジェイシフ近畿)の知り合いがいくつか導入したと聞き、再度興味を持ち導入させて頂くことになりました。

導入前の積算(拾い出し)方法について

前職で図面を見ることはありましたが積算自体は初めてでした。
入社後に教育担当の先輩から三角スケールを使った積算方法を教えてもらいましたね。
先輩の積算結果と照らし合わせたり、抜き打ちチェックをして頂いたりしながら「やり方」を理解していきました。

その当時のストレスとしては、図面の保管方法でした。
積算した内容は図面に書き込んでいくのでそこにしか情報がないわけです。
積算し終えた図面にコーヒーとかこぼしたら、そりゃ涙目ですよ。(笑)
最終的には積算結果をExcelや別の紙に転記していたので、図面以外も色々と保管しないといけないのはストレスでしたね。

案件の確認・メーカーへの在庫確保など多くの点でメリット

ー 「建築の電卓」導入による効果や変化

データ保存ができるのは、多くの点でメリットを感じています。
例えば、2-3年前とかの自社施工物件でメンテナンスが発生した際に、従来では元請に躯体情報や施工した材料など内容確認することもありましたが、現在はすぐに積算データを見返すことが出来ます。
進行中の物件も積算結果と比較して問題ないか確認するので助かります。
また、積算時点で全体数量をいち早く把握できるため、メーカーへの在庫確保にも役立っています。
ルーラー機能で確認したい長さも一瞬でわかるので、毎日利用していた三角スケールは机の奥に眠ってる状態ですね。(笑)

ベテランから次の世代へ向けた環境づくりへ

ー ご検討されている方へメッセージ

例えば単純に平米数を出すだけなら、三角スケールを使うだけで充分だと思います。
ただ、今後若い世代に活躍してもらうには、従来のアナログ方法よりもアプリ等を利用した方が感覚的な理解は早まると思いますね。

根底として、ベテランの先輩方にいつまでも頼ることはできないという危機感を持ち、次の世代に活躍してもらえる環境作りをしていくことも大切だと思います。
そういう意味では「建築の電卓」は操作も簡単なので、多くの方にとって仕事がしやすい環境へ繋がると思います。


interviewer:今津