【導入インタビュー】 積算の効率化だけじゃなく、競合先に勝てる武器となった【アスワン株式会社】

~Interview~

アスワン株式会社
大阪本店 第一営業部 田中様

事業内容について

ー 快適な生活空間の充実と向上に寄与する

常に豊かな創造と限りない前進をテーマに
グループの機能を結集したシステムワークによって
トータルなインテリア製品の開発と普及につとめ
快適な人間生活の充実と向上に寄与することを目的とする  
                             ーアスワンの事業内容より引用

アスワンはこのコンセプトのもと、ブラントメーカーとしてカーテン・カーペットを中心とするインテリアファブリックス商品を企画・開発し、販売しています。
また、空間づくりに必要なインテリア関連資材を仕入・販売する専門商社として、販売店のサポートやリフォームなどの内装工事対応まで行っています。

紙の図面が細胞分裂していた!?

ー 日々のお仕事内容について

普段の営業活動としては、問屋業として大阪府内にある約15社の工事店様を担当させて頂きながら、工事業としても約5社のゼネコン様を担当させて頂いています。
これらのお客様から、月5件~多いときで10件程度の積算依頼が届きます。
所属する営業課は9名在籍しており、20代3名、30代1名、40代以上のベテランが5名となっています。
新卒者が1名いますので、その教育も担当しています。

ー 導入前の積算(拾い出し)方法について

建築の電卓を導入して4年目となりますが、それ以前は手計算で行っていました。
現在入社15年目ですので、10年以上アナログな形で奮闘してましたね(笑)
当時利用していた手動の計測器があったのですが、機械の充電池が廃盤となった経緯もあり御社のソフトに興味を持ちました。

ー ソフト導入前の悩みや手間に感じていた部分

積算するまでの準備が大変でしたね。
今でこそ、図面をデータで送っていただけることが多くなりましたが、以前は「紙」で頂く事の方が多かった。
そのため頂いた図面をコピーして、自分が積算しやすいよう各図面を切り貼りして、積算用図面を用意する。
積算用図面から手計算で積算を行い、別紙にまとめて結果を集計する。
最後に、職人さん用に指示を出せるように図面に対し色鉛筆で色付けした指示図面を用意する。
こんな感じで、紙の図面が細胞分裂するかのように増えていきましたね(笑)

手間はもちろん、保管も大変でした。

以前の積算労力を100とすれば現在は30~40%

ー 「建築の電卓」導入による効果や変化

ある程度ペーパレスで作業ができようになったので、積算のための準備が格段に減りましたね。
簡単に縮尺を合わすことが出来る、ワンクリックで必要な情報が集計されて出力できる、データで保管が出来る。
ペーパレスで行えるようになったメリットは、パッと思いついただけでも沢山ありますね。

個人的には、以前の積算労力を100とすれば現在は30~40%くらいで出来ている感覚です。

ー お気に入りの機能など

「画像出力」は割付図と積算結果をワンクリックでまとめてくれるので、重宝しています。
おかげで色鉛筆の消費はかなり減りました(笑)
部材割付位置を簡単にシミュレーションできるのも良いですね。
後輩が部材の割りについて学習できたと思えた際は、すぐにでも活用させてあげたいと思います。

積算効率の向上が他社との差別化に繋がっている

ー 最後に一言お願い致します

「建築の電卓」を利用し始めて4年目となり、業務には欠かせないソフトとなっています。
導入以前は”図面を拾ってくれ”という依頼が入ると、手間がかかっていたこともあり正直抵抗感がありました。繁忙期ですとなおさらですね。

現在は抵抗感もなくなり、『積算をスピーディーかつ正確に出来る』ということが武器に営業活動が出来ています。
そのおかげで以前まったく発注を頂いていなかった工事店様も、私が担当となって発注を頂けるようになりました。
効率化だけでなく、競合先に勝てる武器として今後も活用させてもらいます!

interviewer:今津